シンプルが好きだった
ひとり暮らし時代。
自炊が得意ではなかったということもあるけれど、
食卓に並ぶ料理はシンプルなものばかりだったと記憶する。
玄米ご飯、味噌汁、おかず…。
本に影響されて、「一汁一菜」を心がけていた時期だ。
それ以外のことも、振り返ってみた。
お粥
羽田空港で食べたお粥膳が忘れられなくて、
数日間ずっとお粥を食べていた時があった。
色々な具材を混ぜて食べる…シンプルに美味しい。
…我ながら、影響されやすい人間だと思う。
プレート飯
プレート飯に憧れて、一時期かなり探していた。
色々と探していたのだけど…
意外と近い場所にお目当てのものはあった。
それはダイソーにあった。
100円ではなかったが、一目惚れして買った。
(ただ、若干大きいのが難点)
このプレートに、食べられる量だけを作る。
これもまたシンプルな感じになった。
ひとり暮らし時代には使っていたが、
今は静かに眠っている…影響されやすい&飽きっぽい。
憧れの生活はどこへやら…
自炊は結局、最後まで得意にはならなかった。
けれども、それなりに楽しんでいたと振り返る。
買い出しもスーパーまではちょっと遠かったけど、
寄り道もできるからいい思い出。
本当にシンプルが好きだった。
憧れの生活は、ちょっと離れつつあるけども…
自炊の苦労からは解放されている今。
きっと、どっちであっても…幸せなんだろうと思う。