北海製罐小樽工場第3倉庫を眺めて
この前、久々に眺めてきた。
こう書いた瞬間に振り返ったが、
よくよく考えてみると…遠目でしか見たことなかったかもしれない。
間近で見ると、やはり老朽化は着実に進んでいて、
これを「味」と呼ぶんだろうけども、
再利用するには色々と課題がありそうだと感じた。
最近、この建物を見てると…ある想像をしてしまう。
ここで大きなスクリーンを付けて、
映画を観てみたいなと思うのである。
運河に船を浮かべたり、橋から眺める人もいたり。
自由に楽しめる映画会があると…面白いなと。
そう、「ニュー・シネマ・パラダイス」のワンシーンのように。
地元で生きてきた建物なのだから、
まずは市民が楽しめる目線から利用を考えるのがいい気がする。
その後で、外から訪れた人にも楽しんでもらおうと工夫を凝らしていく。
そんな淡い夢を抱きながら…また眺めに行こうと思う。