「いつか」
「いつか時間の合った時にでも飲みましょう!」
この場合の「いつか」は、きっと来ない。
この前読んだ本でも、似たようなことが書いてあった。
この言葉を使うとき、その瞬間が来ない確率は…かなり高い。
自分がよくやるのは…「これは、いつか使うから」というシーン。
そうやって、様々なものを捨てずに残し…今に至る。
捨てるタイミングを逸しただけで、埃をかぶって…
その物は今も残っていることがほとんどだ。
けれども、一時期よりこの現象は減ったと思う。
「いつかは来ない」と念じながら整理すれば…自ずと決心もつきやすい。
そう、「いつか」じゃない…「今」が決断すべき時なのだ。
だから、冒頭の言葉も「いつか」ではなく、
今その機会を調整するべきなのだ。
言った本人は気づかないうちに、社交辞令を発しているのだ。
自分は「いつか」という言葉が嫌いだ。
便利な言葉だけど、使うときは気をつけたい。