2019-06-30 夜に溶け込む 日常徒然 高校時代、夜が好きだった。 夜が好きな時は、精神状態が健康ではない証。 自分の場合、そうなんだと思っている。 夜になると、散歩することが多かった。 地元の観光街はどこも閉まっているので、人は少なめ。 だから、そこを好んでよく歩いていた。 ほとんど人のいない街。 街灯にほんのり照らされて、ひとり黙々と歩く。 体内にある全ての空気を入れ替えているような、 そんな気分だった。 夜に溶け込んでゆく。 夜は、誰でも包み込んでくれる。 ただ、それだけ。 包み込んではくれるが、癒してはくれない。 夜に居心地の良さを感じたら、 少し考えてみてください。