風呂上がりの扇風機を思い出し
風来坊のサウナ録（3）
最近よく行くプライベートサウナ。
施設も綺麗で、とても快適なのだが…
ちょっと難点がある。
それは、「室内が暑い」ということだ。
いつもひとりで利用するので、
自然と小さい部屋を利用するのだが、
入室時点で既に暑いと感じる…部屋のやる気を感じる。
そうであれば、外気浴…とも思うのだが、
館内着を着るのが面倒で、その部屋で滞在時間のほとんどを過ごす。
ゆえに、ここを快適にできるかが自分の中での勝負の鍵を握るのだ。
すぐに部屋に付いている扇風機を稼働。（クーラーはない）
シャワーやサウナを済ませて、いざ椅子に座る。
扇風機を風があたるようにセッティング。
メッチャ冷たいわけじゃないけれども、
これでもとても気持ちいいと思える。
そう言えば…大浴場でのお風呂上がりには、
脱衣所に必ずと言っていいほど、扇風機がある。
その風にあたると…生き返る心地がしたのを思い出した。
快適に過ごすのも、その人の考え方次第と思った瞬間だった。
（後日談）
利用時間終了後に、
施設内の外気を浴びれる場所で涼むと、
1番気持ちいいことを知ったのでした。（＋オロポ必須！）
静かな空間を作り出す難しさ
©︎いらすとや
風来坊のサウナ録（2）
自分のサウナデビューがプライベートサウナで、
サウナ歴も浅いから…多数派の意見は分からない。
けれども、利用して分かったことがある。
プライベートサウナは、意外と静かな空間を作れないということ。
利用する人数はそれぞれだ。
ひとりで利用する人もいれば、
そのプライベートサウナの最大人数で利用する人もいる。
何人かで利用すれば、騒ぎたいのは当然のことだろう。
しかし、そんなグループの隣で利用している側（ひとり）としては…
騒々しくて、困ってしまうことがほとんどだ。
きっとサウナだから、防音のことは考えずに設計されたのだろう。
ダイレクトに音が聞こえてくることが多い。
だから、話してる内容も聞こえて…時々聞きたくないことまで、
自分の耳へと届いてしまうから困ったものだ。
まだ限られた店舗しか利用したことはないが、
プライベートサウナでも防音に気を遣ってもらいたいなと思う。
お互い、気兼ねなく楽しめるように。
しつけ糸
ある日。エスカレーターに乗っていると…
目の前にカップルがいた。
いたって普通のカップルではあったが、
1点だけ気になる箇所を見つけた。
男性のコート…しつけ糸が付いたままである。
デザインなのかも…いや、んなわけない。
コートの柄的にも飾りは充分なコートだ。
装飾なわけは絶対にない。
けれども、見つけたからといって…どうすればいいのか？
オッサンが指摘すれば…色々と面倒なことになるだろう。
まずは一緒にいる彼女に笑われるだろうし、
本人も恥ずかしくて、なんとも言えない時間を過ごすことだろう。
いや、その前に…どちらとも「しつけ糸って何？？」という
リアクションかもしれない。
そうなれば、こっちが完璧に変なおじさんである。
こんなことを書いたのも、
自分自身が過去にしつけ糸で失敗したから。
あの時の恥ずかしさは…忘れない。
誰にも気づかれないうちに、彼が気づくことを祈るばかりだ。
男心も秋の空
女性はよく、変化に気付いてもらいたいと言う。
けれども、自分は…ちょっと複雑だ。
気付いてもらいたいけど、あまり言われるのも恥ずかしい。
女心もそうだろうが、男心も意外と難しいのだ。
髪を切る。
その翌日に職場へ行った際、
何気なく接して欲しいと思っている。
敢えて「髪切った？」とタモリ風にも言われたくない。
ただ、触れられないのは…それはそれで気まずいから、
人生とは難しいものである。
眼鏡を変える。
数日前、久々に購入した。
これは職場には装着しないものだから、
誰かが気付いてくれればいいかな…と思っている。
けれども、友人と会うことが少なくなったので…
これは難しいかもしれない。
なんか…「自分が難しいな」と思い始めた、今日この頃である。
街にできた空白地
この前利用した、街中のドラッグストア。
そこを通ると…跡形もなく、無くなっていた。
事情は知らない。
ただ、個人的には印象がどんどん悪くなっている。
観光エリアに店を構えたかと思えば、
すぐに閉店したり、期間のない休業に突入する。
コロナの影響とは言え、その土地のことを考えているのか…
疑問を持ってしまう。
まだテナントが入っていないらしいその場所は、
空白地となり…寂れた雰囲気を醸し出す。
切ないけれど、自分にはどうすることもできないのだ。
そのテナントの事情もあったのかもしれないが、
他のエリアでも似たようなことがあったから…
どうしても企業側を疑ってしまうわけだが。
地域貢献も頑張ってほしいと思う、今日この頃である。
カフェでのくだらない想像
作業等のしやすい席が満席で…
そのスペースを全体的に眺めることのできる席に座る。
ここでも作業ができないわけではないのだけど…
向かい側のテーブルの光景を見る方が楽しくなった。
ふと疑問に思ったのだが、
この人たちはいったい、何を生産しているのだろうか？
勉強であっても、知識を身につけていくわけだけども…
ちゃんとできているのだろうか？（余計なお世話だろうが）
生産をするからには、徐々に「効率」も求められてくる。
いかに効率よく、知識等を身につけていくのか？
そんなことを考えた人は…ここに通い続けるのだろうか？
そんなことを書いた自分と言えば…もっと非生産的だ。
ただ人のテーブルを眺めているんだから。
けれども、これはこれで楽しいからいいのである。
「満足」を生産しているわけだから…いいかと無理矢理考える。
さて、自分の作業に戻るか。
やっぱり素っ気ないカフェ
寒くなると…行きたくなるカフェがある。
今年もそんな時期になったなと思い、
久々に訪れてみた。
お目当てのメニューがあって、
とても美味しいのだが…そのカフェには欠点がひとつ。
店員さんが素っ気ないのだ。
以前の記事でも書いた記憶がある…
が、これはまた別のカフェである。
ここまで来ると、自分がなんか悪いことをしている。
そんな気もしないでもないが…普通に接しているつもりだ。
ここでは素っ気ないというよりも、強気な接客が特徴である。
言ってしまえば、「ドS」なのである。
この日もやっぱり、ドS対応。
いつもの自分だったら、ひとこと言いそうでもあるが…
ここでは全く言う気になれない。（後が怖いから）
それに美味しいメニューが食べられなくなるのは御免である。
メニューが到着してからは、幸せの一言。
そして、帰り際だけは優しく接してくれるから、
また来たくなってしまう…接客上手なのかな、やっぱり。
