都会の人通り
この前、久しぶりに夜の街を歩いた。
普段は地下鉄に乗るルートを、
敢えて歩いて行くことにしたのだ。
理由は…ただ歩きたかったから。
高校時代は、よく夜の地元を歩いていた。
その時も人通りは少なかったが、
都会も意外と人通りは少ない。
その代わり、車が多い…これが原因だろうか。
みんな、車でビュンビュン通り過ぎてゆく。
自分はのんびり、歩いて目的地を目指す。
それぞれのスピードがあるとは思うが、
みんな少し速過ぎやしないか?
そんなことを考えながら、ひとり歩いていた。
確かに、時間は限られているだろうが、
もうちょっとゆっくり進まないと、
周りのことを見失っていくような気がしてならない。
自分が考え過ぎているのだろうか。
こんなことを考えるのも、たまにはいいなと思った。