好きな街のひとつ
小樽や函館も好きなのだが、
もうひとつ好きな街がある。
それは「釧路」である。
この前、久しぶりに釧路を訪れた。
駅の中は配置などがかなり変わっていて、
慣れないまま後にすることとなった。
そして、駅から出ると…懐かしい光景。
パッと見た印象ではあまり変化がないような気もしたが、
細かく見ていけば…変化はもちろん、ある。
お気に入りだった喫茶店が閉店してしまったり、
行きたいお店には定休日ができたり…
どんな街においても、些細なことは変化していくものだ。
ほとんど駅周辺しか歩くことはないが、
その周辺の特徴は「時の止まった建物が多い」ということ。
旧丸井今井の建物なんかは、特に味がある。
…と書けば、いい風に聞こえるかもしれないが、
そこに住む人にとってはどうだろう?
老朽化が激しく、天井が落ちている箇所もあるから、
安全ではないわけで…周辺の人は不安にも思うだろう。
新陳代謝的な変化(大きなマンションが建っていた!)もあれば、
変化せずに残されたものもある。
そんな街を、ゆっくりと眺めるのであった。