小樽、デパート、歴史
なかなか行けないからか…
最近は余計に小樽のことを考えています。
小樽で「街」と言えば…
小樽駅周辺のことを言います。
今はどうだろう…けれども、その「街」は
以前のように賑やかな感じではない気がします。
思い出す、以前の街並み
自分が子どもの頃は、
既に駅前には「長崎屋」があって、
よく買い物へ行っていました。
当時と比べると、店の中もかなり変化しました。
「色々なもの」の影響を受けたのでしょう。
そして、「街のデパート」と言えば…
やっぱり「丸井今井」なんですよね。
あの周辺には当時、色々なデパートがあったらしく、
かすかに覚えているのは「大国屋」だけ。
(他にも「ニューギンザ百貨店」というお店もあった)
大国屋で記憶があるのは、エレベーター。
昔ながらの味わい深いものでした。
今では、「オーセントホテル小樽」が建っています。
デパートは特別
「デパートへ行く」というのは、
子ども時代にはとても楽しいイベントでした。
丸井今井へ行くのは、やっぱり特別。
長崎屋へ行くのとは、ちょっと違うのです。
特に、5階フロアが好きでした。
おもちゃ売り場がある…のはもちろんですが、
文具売り場もあるフロアでした。
文具売り場では、システム手帳がとてもかっこよくて…
必死に説得して、買ってもらった記憶があります。
既に建物はないけれど…記憶はちゃんと残っています。
歴史に学べば…
調べてみると、
子ども時代には知ることのなかったことが、
色々と分かってきます。
長崎屋ができて、周辺のお客さんが流れ、
マイカル小樽(当時の呼び名)ができて、
さらにお客は流れ…私の知ってる「街」は、
どんどん賑やかさを失ってゆく。
歴史を知っていれば、
こうなることは予測できたはず…なのかも。
便利なものにすぐ飛びつくのではなく、
色々と考えてから決めていきたいですよね。
商業施設は、できた瞬間から…
街とともに生きるんだと感じました。
あの生き生きとした街に…また出会いたいです。