憂鬱な本
この本に出てくる登場人物を…責めることはできない。
あまり身近なことではないけれど、
手を伸ばせば、そんな環境はどこにでもある気がした。
自分だって、もしかしたら…陥っていたかもしれない。
その可能性だって、否定できないのだ。
けれども、今自分はちゃんとここにいて、
お仕事をして、blogを書いている…それだけでも幸せなのかもしれない。
生まれ育つ環境は、子どもには選べない。
じゃあ、どうすれば抜け出せるのか?
答えを見出せず、グルグルと頭の中で考えが巡る。
これは自分には…難しい問題だ。
読み進めると憂鬱になることが多いけれど、
ちゃんと読み終えたいとは思っている。
彼女達のストーリーを、しっかりと読んでいきたい。