本屋さんへ求めること
今回の旅では、「本屋」へ立ち寄ることが多かったです。
本に出会うことを目的とするのではなく、
どんな風に展示しているか、都会の本屋の雰囲気など…
本屋さんで働いているわけではないのですが、
ちょっと気になったもので…巡ってみました。
TSUTAYA TOKYO ROPPONGI
都会の真ん中にある、憩いの場。
利用できる席は、ほとんどが埋まっている。
皆がそこで、それぞれの時間を過ごしている。
ただ、それは決して平等的に与えられているわけではない。
基本は早い者勝ち、その人が満足するまで…次はない。
席が見つからない…憩いの場
店を訪れた時、この店を見つけるまでに時間がかかり、
疲労はピークに達していました。
そんな状況下で席がなかったので…とても困りました。
(まぁ、個人的な理由ですがね)
都会だから、そんなの当たり前。
北海道でも人気な場所では、
同じようなことがあります。
ただ、北海道の人間は「待つこと」に
あまり耐性がない気がして…。
待つことに疲れ…諦めてしまうことも。
客側から考えれば、
やっぱり席数はもっと増やして欲しいかな?
東京、休憩スペースが少ない!
商売において集客ももちろん大事ですが、
「憩いの場」として存在する…その兼ね合いは、難しいですね。
「ワクワク」が刺激される場所であって欲しい!
TSUTAYA TOKYO ROPPONGIは、
「本との出会い」を求めるのには、
充分なスペースではないでしょうか。
最近、大きな本屋へ来て感じるのは、
素材が沢山あるのだから…
「ワクワク」をもっと刺激して欲しいということ。
テーマ毎に分けてくれるのは、
とても親切だし、関心を惹かれます。
ただ、「本屋さん」としてのこだわりなども見たいところ。
それを追求するには、
個人で営んでいる書店などへも足を運ばないと…
まだまだ自分も勉強しなければ。
デジタル化の中で思うこと
振り返れば、
本屋へ足を運ばなくなったな…
と、改めて感じます。
昔は、「電子書籍なんて…」と否定派だった自分も、
やはり、どこへでも沢山持ち運びできるところが魅力。
そして何より、部屋のスペースをとらないこともいい。
けれども、「偶然の出会い」は減った気がします。
本屋へ行くと、適当に気になった本棚へ足を運び、
色々な本を手に取ります。
そして、好きな作品に出会う…経験のある方もいるのでは?
「ワクワク」を、本屋さんにはもっと求めたいのです。
自分も改めて、そんな場所を探してみようと思います。